スズキは5月13日、軽乗用車「ハスラー」に加速時にモーターでエンジンをアシストする「S-エネチャージ」を搭載した機種を同日より発売すると発表した。
ハスラーのNA・CVT車に搭載していた「エネチャージ」を「S-エネチャージ」に変更し、ISGのモーターアシスト時間を従来の6秒間から最長30秒間まで拡大した。また、モーターアシストの速度域は「15km/h~85km/h」から「発進後~約85km/h」に拡大し、モータアシストの頻度も向上した。
エンジンは改良型R06A型エンジンを搭載。圧縮比の向上やEGRシステムを採用し、吸気、排気系を見直したことで燃費性能を高めることに成功。「S-エネチャージ」と組み合わせることで、2WD車は32.0km/lの燃費性能を達成した。
カラーも新たに設定され、「クリスタルホワイトパール」「クリスタルホワイトパール ブラック2トーンルーフ」が加えられた。
なお、ハスラー「S-エネチャージ」搭載車の価格は126万1440円~となっており、「S-エネチャージ」搭載車はエコカー減税の免税対象車となる。