NECは5月11日、東海大学向けに、クラウドサービスを活用して電子メール機能などを提供するコミュニケーション基盤を構築したと発表した。同システムは、東海大学の教職員・在学生・卒業生約4万7000人が利用している。
今回構築したコミュニケーション基盤は、Office 365を用いて、電子メールやファイル共有、インスタントメッセージなどのコミュニケーション機能や情報共有機能を提供している。
学術情報ネットワーク(SINET4)と接続された「NEC神奈川データセンター」から提供するクラウド基盤サービス「NEC Cloud IaaS」上に、Office 365の認証機能やメーリングリスト管理機能を構築して、提供している。
あわせて、東海大学の各部署・研究室が個別に購入・構築・運用していた各種サーバ、学生サークルのWebサーバなどの運用環境として「NEC神奈川データセンター」のハウジングサービスを提供。
東海大学はこれらのサービス活用により、事業継続性・システム拡張性の向上や、システム運用コスト・工数の削減を実現する。