コクヨS&Tは、同社が提供するデジタルノート「CamiApp S(キャミアップ エス)」と、インテックが展開する企業向けクラウド型ファイル共有サービス「SO-SOLA(エスオーソラ)」がサービス連携することを発表した。コクヨS&Tが「CamiAppアプリ間連携開発キット(SDK)」を用意し、インテックがSDKを利用し「SO-SOLA CamiApp S連携オプション」として、6月より提供を開始する予定だ。
「CamiApp S」は、専用ペンで紙のノートに文字や図表を書いてチェックすることによって、手書きの内容をデータ化、クラウドへアップロードできる製品だ。コクヨS&Tによると、営業日報や看護記録など企業独自の帳票を用いて手書きが発生する業務でも「CamiApp S」を利用して、デジタル化された手書き情報を利用中のシステムに送信したいという要望が多くあったという。
「SO-SOLA」は、クライアント暗号方式を採用し、全てのファイルをクライアント側で暗号化してサーバに送ることができるため、これまで共有されにくかった手書き情報を、電子帳票データとしてセキュアに共有することが可能となる。