Good-bye, Internet Explorer |
Microsoftは4月29日(米国時間)、「Microsoft Edge is the browser for Windows 10 - IEBlog - Site Home - MSDN Blogs」において、Windowsプラットフォームの次期メジャーアップグレードバージョンとなるWindows 10におけるデフォルトのブラウザが「Microsoft Edge」になると発表した。
「Microsoft Edge」はこれまで「Project Spartan」という開発コード名で呼ばれていたブラウザ。Edgeという名称は最新のWebスタンダードやセキュリティがある最前線にあるブラウザというニュアンスを持っている。Microsoft EdgeではこれまでのInternet Explorerとは異なり、EdgetHTMLと呼ばれるレンダリングエンジンが採用されるほか、IEには含まれていない数々の機能を備えている。
Net Applicationsの報告によれば、IEのシェアは60%ほどを占めている。Windows 10への移行がどの程度の速度で進むのかによって変動するが、IE系列とMicrosoft Edge系列の双方をサポートしなければならない期間が相当の年数発生する可能性がある。特にエンタープライズ向けシステムは長いスパンで過去に開発されたソフトウェア資産を保守する必要があることは少なくないため、今後の対応も含めて注意が必要。