オリエンタルランドは4月28日、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの今後の開発構想の進捗状況を発表した。
同社では「2016中期経営計画(2015年3月期~2017年3月期)」の方針に基づき、今後10年間で(2015年3月期~2024年3月期)で、テーマパーク事業に約5000億円の投資を行うと発表している。
具体的には、東京ディズニーランドが「ファンタジーランドの再開発」をコンセプトに、ファンタジーランドの面積を約2倍へと拡張するほか、東京ディズニーシーがロストリバーデルタの南側の拡張用エリアに8つ目の「新テーマポートの開発」の検討を進めるとしている。
今回の発表では、東京ディズニーランドには「ファンタジーランドの再開発」を複数のエリアで構成し、その一部をディズニー映画『美女と野獣』と『ふしぎの国のアリス』をテーマとする。
一方の東京ディズニーシーの「新テーマポートの開発」は、一部のエリアをディズニー映画『アナと雪の女王』の世界をテーマとし、新テーマポートの全体テーマを「北欧」とする。
いずれのエリアも、東京ディズニーリゾートオリジナルのアトラクションやレストランなどを導入する。同社では、2015年中にはエリアごとの詳細を発表するとしている。