StatCounterは2月2日(米国時間)、「Safari accounted for over half of US mobile and tablet usage in March|StatCounter Global Stats」において、米国におけるモバイル/タブレットデバイスにおける3月のSafariのシェアが55%に到達したと伝えた。2位にChrome(29.9%)、3位にAndroid Browser(9.5%)が続いている。Safariは米国のみならず日本、カナダ、英国、オーストラリアでも高い割合を占めている。
加えてStatCounterは、Safariユーザに対して利用しているデフォルトの検索エンジンに関する調査も実施したと説明。米国ではSafariユーザの83%がGoogleを、また、世界的にはSafariユーザの87.9%がGoogleを利用していることが明らかにされている。
こうした状況を踏まえ、StatCounterのCEOであるAodhan Cullen氏は、もしAppleがGoogleとの契約を終えてデフォルトの検索エンジンをGoogle以外のベンダに設定することになれば、他のベンダにとってきわめて魅力的であることを指摘している。モバイルにおける検索市場はYahoo!やMicrosoftなど複数のベンダが強い関心を示している。