メンター・グラフィックス・コーポレーション(メンター)は4月23日、新しい寄生抽出プラットフォーム「Calibre xACT」を発表した。
「Calibre xACT」は、14nm FinFETをはじめとするアナログおよびデジタル抽出に対応しており、ユーザーが採用しているプロセスノード、アプリケーション、設計サイズ、抽出目的に合わせて抽出するテクノロジーを自動的に最適化し、高い精度とTATの短縮を実現する。
同製品の品質認定にあたっては、サムスン電子の協力を得ており、技術開発の過程においては、極めて高精度であるという特性から「Calibre xACT」自体を使用した。「Calibre xACT」は、幅広い抽出作業に単一のルールデックを利用するため、ルールデックの修正やツール設定を手作業で行うことなく、ユーザーが求める精度と迅速なTATが可能になるという。