大塚商会は4月15日に、SOHO・小規模企業の従業員が使用するクライアントPCを対象にしたオンラインストレージサービス「プライベートキャビネット」を4月20日より開始することを発表した。
「プライベートキャビネット」は、1IDで10GBの容量を使用でき、企業の従業員が利用するPCやスマートデバイス間でのファイル共有、第三者への大容量ファイル転送が可能。同サービスは、各種サポート(PC修理サービス、復旧支援、テレホンサポート、リモートサポート)をセットにした「PCワンストップサービス」として提供される。価格はPC1台につき月額2,000円(税別)。
同サービスの環境は、共有フォルダーとは異なり、他人が参照できないため、よりセキュアに作業をすることができる。また、社内のPCに保存されているカタログやプレゼン資料などの各種ファイルは自動的に同社が運営する国内データセンターへアップロードされるため、外出先でスマートデバイスのブラウザを通してファイルの参照やプレゼンテーションするといった活用が可能となる。さらに、アップロードされたファイルを取引先など外部にも転送できるため、大量の資料を持ち歩くことなくスマートデバイスを通して必要なときに必要な資料の活用や配布ができるようになる。
スマートデバイスの加速度的な普及、モバイル通信の高速化により、外出先でスマートデバイスを利用し、業務効率や生産性の向上、ワークスタイル変革を図ることが注目されている一方、サポート体制が十分でないなどの理由でスマートデバイスの活用に踏み切れないSOHO・小規模企業の存在がある。同社はこのような課題に対して、プライベートキャビネットに、操作方法のテレホンサポートやトラブル対応など各種サポートをつけている。
「PCワンストップサービス」の概要は下記のとおり。