大日本印刷(DNP)は4月14日、持ち運びが容易な少人数向けプレゼンテーション用機器セット「DNPスマートプレゼンテーションパッケージ」を発表した。同パッケージはタブレット端末/小型プロジェクタ/自立式折り畳みスクリーン/キャリングケースのセットであり、価格は15万5,000円(税別)。企業向けに4月15日から発売する。

DNPスマートプレゼンテーションパッケージの使用風景

新製品は、主に数人の小規模会議で全員が画面を共有するプレゼンテーション用の機器セット。

スクリーンには同社の「JETBLACK」方式を使用し、明るい室内でも美しい映像を表示するという。自立式折り畳みスクリーンに採用したJETBLACK方式は、プロジェクタが投影する光を反射するが周辺の光は吸収するため、通常のホワイト・スクリーンと比べて約5倍のコントラストがあり、1,000ルクス程度の明るい部屋でも高い視認性を備え、鮮明な映像表示が可能。

スクリーンとして使用時の大きさは約21インチ型相当となる480×325×150mmだが、約B4サイズの325×275×13mmに収納してビジネス・バッグで持ち運べるという。

パッケージの構成

通常のスクリーンとJETBLACKの比較

プロジェクタは160×102×32mmの手のひらサイズで三脚付き、重さは約480g。明るさは500ルーメンで、光源の寿命は約3万時間。解像度は1,200×800ピクセルのWXGA。接続方法はHDMIやRGB端子に加えて、Wi-Fi接続も可能。台形補正機能を備えており投影画像のゆがみを解消できるとのこと。

また、パッケージに含むタブレット端末は10.1型でAndroid搭載の同社オリジナル製品だが、既に利用中のものも含め他のタブレット端末も選択可能。