Maxim Integratedは4月13日(米国時間)、独自のIO-Linkマスターと複数の産業用センサを1つのプラットフォームで開発可能とするリファレンスデザイン「MAXREFDES79#」を発表した。
同デザインはIO-LinkマスターとIO-Linkセンサシステムの両方の開発および評価に必要なコストと時間を削減することを目的としたもので、最大4つのセンサを同時にテスト可能であるという特徴を有する。同システムは各IO-Linkマスター(MAX14824)に対して1つずつ、計4つのポートを備えており、電源製品を内蔵しているほか、400μsのCOM 3通信を使用しており、アダプタを付属し、microUSBデータ接続に対応している。
すでにソフトウェアスタックを備えた評価ボードが500ドルで提供されているほか、最初のユニットの単価は415ドルで、同社のWebサイトおよび一部のフランチャイズディストリビュータにて入手が可能となっている。また、ハードウェアとファームウェアの設計ファイル、およびテストデータは無料で提供され、オンラインで入手可能だという。