仕事内容や転職機会、プライベート、全てを充実させてくれるのが「人脈」だ。Facebookだけではなく、ビジネス向けのソーシャルネットワークもあり、人脈作りと維持は簡素化された。

だが、繋がっている人の数は増えても、ネットワークの質がよくなければ人脈とは言えない。Business Junkeeが記事「ネットワーク上手がやっている10の習慣(原題:The 10 Habits Followed By Powerful Networkers)」で良い人脈作りにつながるコツをアドバイスしている。

人脈作りの基本は、「人々と結びつき、自分のネットワークにいる人に気を配り、ネットワークを価値あるものにする」ことだという。ビジネスネットワークの専門家で、「How to Be a Power Connector」などの著書を持つJudy Robinett氏によると、「構築したい関係、理想とする関係を認識する」と「友達や家族、同僚を超えた関係を構築する」「定期的にやりとりしている人に価値をもたらす仕組みを持つ」「人と人の間を結び付けるコネクターになる」ことが重要だという。

その上で、ネットワーク作りのコツとして、下記の10項目を挙げている。

ありのままで

自分ができないことできるといったり、本当の自分からかけ離れた自分を演出しないように。

ありのままで、"ちょっといいバージョン"の自分でネットワークで活動しよう。

信頼できる人に

あらゆる関係は信頼が土台となっている。一度信頼が損なわれると、修正は簡単ではない。特にビジネスでは修正不可能と思っておいた方が良い。

約束したら守る――基本中の基本だが、基本ができているかどうか、もう一度振り返っておきたい。

尊敬を示す

人には平等に接し、自分のためにやってもらったことに対して、感謝の意を示そう。

気を配る

他人の感情や状況に気を配り、場合によっては伝えたいことを後回しにしたり、言葉を変えよう。

あなたがそうであるように、自分のことを考えてもらっていることが分かって、気を悪くする人はいない。

聞き上手に

会話では人から聞くことや、他人から学ぶ姿勢を持ちたい。自分のことは後回しでも、人の話を聞こう。

関わる

自分が関わるチームには、積極的に参加しよう。

新しい体験や学びを、メンバーへオープンにしていこう。チームが目指していることに共感し、主体的に協力して達成に向かおう。

忍耐

思い通りにならないこともある。そんなときこそ忍耐が必要だ。自分ができることを尽くしたら、忍耐と寛容で接するように。

スマートに

ネットワークのメンバーを増やす機会や方法を常時探ろう。感情的にならず、エゴは抜きにして人脈を広げたり、スマートさを持ちたい。

人付き合いはマメに

ポジティブなエネルギーを持ち、人にとって快い、肯定的な存在になろう。

つながる

他人からみると、あなたもネットワークの一人。繋がりを大切にして、信頼できるネットワークのメンバーになろう。