SRA OSSの日本支社とITホールディングスグループのTISは4月10日、両社が共同開発した「PostgreSQL monitoring template for Zabbix(pg_monz)」の最新版となるversion 2.0を3月31日に公開したと発表した。
pg_monzは、データベース「PostgreSQL」の稼働情報および性能監視を、統合監視ツール「Zabbix」から行えるテンプレートで、2013年11月からOSSとして公開されている。
新バージョンでは、従来のPostgreSQLの監視機能に加えて、PostgreSQLが標準搭載するデータベースのレプリケーション機能「Streaming Replication」や、複数のPostgreSQLサーバで構成されたクラスタを統合的に管理するツール「pgpool-II」を使った冗長構成・負荷分散構成など、データベースシステム全体での稼働状況の監視が可能になり、システム全体の視点での異常状態が検知できるようになった。