オンライン動画配信プラットフォームを提供するOoyala(ウーヤラ)は4月10日、新しいアナリティクスプラットフォーム「Ooyala IQ」を発表した。

Ooyala IQ ダッシュボード イメージ

同社の動画配信プラットフォームは、動画の管理・配信・分析機能を提供する包括的なクラウドサービスとして提供され、特にリアルタイムアナリティクスや分析結果に基づいたコンテンツリコメンデーションが特長。

今回発表された「Ooyala IQ」は、この分析機能を更に強化した新しい分析エンジンであり、従来よりも詳細かつ深い分析により、動画コンテンツサービスや広告の収益性の向上を可能にするという。

視聴状況を収集した膨大なデータを、ブラウザの種類、国、視聴時間、使用プレーヤーなど、動画コンテンツのパフォーマンスや視聴者動向の分析に必要な評価基準で高速処理した結果を単一のダッシュボードに表示し、更に必要な条件に基づいて絞り込んだ結果をリアルタイムで反映させる。

Ooyalaの従来の分析プラットフォームでも、視聴の多い人気コンテンツをリアルタイムに把握したり、個々のコンテンツの再生時間、再生完了率、視聴離脱箇所、デバイス別や地域別のアクセス分布などを把握することが可能だったが、「Ooyala IQ」は、これらの条件を複合的に組み合わせて多次元的に統合して分析することを可能としている。

また、オープンフレームワークで開発されているので、他のシステムのビジネスに必要なあらゆる形式のデータと結合することも可能だ。