富士通は4月9日、データセンターの構想・計画・設計・構築・運用の各フェーズを支援する「FUJITSU Managed Infrastructure Service データセンターマネジメントソリューション」の販売を開始するした。
同ソリューションは、同社データセンターの構築と運営で培ったノウハウと、「FUJITSU Managed Infrastructure Service グリーン・インフラ・ソリューション」を提供する富士通一級建築士事務所のノウハウを体系化し、データセンターのライフサイクルに沿ったサービスを提供するもの。
サービスメニューは「データセンター構想立案支援」「ICT運用の改善と立ち上げ支援」「ファシリティ運用の改善と立ち上げ支援」「ファシリティインフラの改善と立ち上げ支援」から構成されている。価格は個別見積もり。
「データセンター構想立案支援」では、データセンター事業のノウハウをベースに、データセンターにおけるICT、ファシリティの最新動向や投資回収計画策定など、データセンター構想の立案を支援する。
「ICT運用の改善と立ち上げ支援」では、ICT機器の運用プロセスや運用体制などを、計画から構築までサポート。また、運用作業の負荷軽減と効率化のため、リモートでのICT運用も可能となっている。
「ファシリティ運用の改善と立ち上げ支援」では、データセンターのファシリティ運用において管理すべき項目を洗い出し、電源や空調、セキュリティなどのファシリティ運用設計を支援する。また、利用者に代わりファシリティ運用を同社で実施することも可能。
「ファシリティインフラの改善と立ち上げ支援」では、データセンターの立地調査や要件整理、設計、施工/施工監修、定期診断までサポート。ファシリティの消費電力量を削減し、柔軟なICTシステムの拡張、さらには予算に応じた段階的なファシリティ最適化の実施を支援する。