トレジャーデータは、同社が提供するクラウド型データマネージメントサービス(DMS)「トレジャーデータサービス」を、スマートフォン向けグルメ情報サービスサイト「Retty」へ導入し、その結果、Googleボットのクロール数を1カ月で3倍に増やし、月間の利用者数が700万人を超えるまでに拡大させたと発表した。
Rettyでは、トレジャーデータサービスを使って、サイト上におけるGoogleボットの巡回状況やユーザーの動向を把握するために必要なデータの収集・保管・分析を行っている。また、Webとアプリのセッションを紐付け、Webのネット広告からアプリダウンロード、会員登録に至るコンバージョン率を評価したり、アクセスログの集計や利用者数をGoogleスプレッドシートにレポートとして出力するなど、データにもとづいた施策の実施検討を行っているそうだ。
トレジャーデータは、今後もウェブやモバイルアプリの閲覧やクリックなどのログデータのほか、既存のデータベースや基幹システム、マシンデータなどさまざまなデータの収集・保管・分析を必要とする企業を対象に「トレジャーデータサービス」を提供していく構えだ。