セキュリティソリューションを提供するDamballaは4月7日、日本オフィス「DAMBALLAジャパン」を開設したと発表した。アズジェントを販売元として、国内展開を行う。
DAMBALLAの自動ブリーチ防御ソリューション「DAMBALLA Failsafe」は、セキュリティ防御層をすり抜けた攻撃者の疑わしきネットワーク挙動を8種類のエンジンによって継続的に監視。独自のビッグデータによるインテリジェンスを活かしたエンジンにより様々な挙動の証拠を相関分析する。
分析結果から対応緊急度の高い感染コンピュータをピンポイントに判定し、積み上げた証拠はインシデントレスポンスチームの対応に十分な情報を提供する。インテリジェントな判定と一連の証拠は、セキュリティ分析作業を効率化し、レスポンス時間を大幅に短縮することに貢献できるとしている。
大企業の社内コンピュータセキュリティ対応チーム(CSIRT)、システムインテグレータやマネージドセキュリティサービス事業者(MSSP)のSOCサービスを支援するシステムとして、中堅・中小規模を含めたあらゆる組織規模のエンドユーザに対するマルウェア感染による被害を水際で対策する「フェールセーフ」となる。
DAMBALLA Failsafeは、SIEMやフォレンジック製品、ネットワーク・エンドポイントセキュリティ、調査・インシデントレスポンスなど、さまざまなソリューションと連携して、セキュリティを強化する。また、サービスプロバイダー向けソリューション「DAMBALLA CSP」があり、同時に販売を開始する。