ローソンとSGホールディングス(SGH)は4月7日、ローソン店舗を起点にした配送やサービスの拡充に関する業務提携契約を締結したと発表した。
提携に基づいて両社は、ローソン店舗半径500m内の小商圏配送・御用聞きサービスを展開する共同事業会社「SGローソン」を設立。東京都世田谷区を中心とした約20店舗で新サービス「SGローソン マチの暮らしサポート」をスタートする予定だ。
顧客の不在時に宅配された荷物をローソンの店頭で受け取ることができるサービスや、専任配送担当者が顧客の自宅へ直接荷物をお届けするサービスを行う。また、ローソン店頭で販売する弁当類などの商品やネット宅配「ローソンフレッシュ」の商品を一緒に届ける御用聞きサービスを展開する。
2015年度中に東京都内約100店舗へサービスを拡大する予定で、シニア層や主婦層を宅配スタッフとして新たに採用し、人材活用に取り組むことも検討している。今後は、顧客の要望に応え、マチのあらゆるニーズにワンストップで応える新業態の確立を目指すとしている。