スパイスボックスは4月7日、ダンボール製VRゴーグルMilbox(みるボックス)が、顧客とブランドをつなぐ広告コミュニケーションツールとしてトヨタ自動車(トヨタ)に採用されたことを発表した。
Milboxは、デジタルエージェンシーとなるスパイスボックスが、VRマーケティング市場を開拓するための新製品と位置付けて開発したもの。スマートフォンに専用アプリをダウンロードしMilboxに設置することで、VR世界の疑似体験が可能となる。
今回の導入では、トヨタの販売店に設置した専用のMilboxに、Toyota Safety Senseアプリをダウンロードしたスマートフォンをセットすると、トヨタが開発した衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」の機能を疑似体感することができる。
2015年4月時点にて体験できるメニューは、「追突による事故に備えるプリクラッシュセーフティーシステム動作の疑似体感」と「車線逸脱による事故に備えるレーンディパーチャーアラート動作の疑似体感」の2種類。カローラ店とネッツ店(一部店舗除く)から導入を開始するという。