アシストは4月6日、企業における情報系システム構築の企画から要求定義、RFP(提案依頼書)策定までを支援する研修サービス「情報系RFP策定実践教育」を発表した。価格は10名までの場合で64万8,000円、提供開始は2015年5月の予定。

外部委託の場合は特に、関係者が複雑化・多様化するため、システム企画や要求定義をしっかり練った上で、どのようなシステムを作りたいのかを提示し、発注先となるベンダーから最適な提案を引き出すためのRFP策定が重要となる。新サービスは、同社がこれまで情報系システムの構築支援において培ってきたコンサルティング実績をもとに、情報系システムの企画からRFP策定までを体系的に習得できる内容。

システムのライフサイクルにおける資源の切り分け例

同サービスはオンサイト形式で実施、ユーザー企業における実際の業務を対象にできるという。また、成果につながる情報をいかに生み出すかを目的としており、同社が顧客支援の現場で利用してきたオリジナルのテキストを利用し、演習を交えながら必要なスキルを習得していく。

受講者が研修内容についてさらに理解を深められるよう、また、様々な課題を即座に解決できるよう、受講後3カ月間はアフターサポートを提供し、受講者を支援する。情報系システムの場合も基幹システムの場合も中核となるスキルは変わらないとしており、同研修はどちらのケースにも適用可能という。