本田技研工業(ホンダ)は4月1日(米国時間)、「2015年ニューヨークオートショー」にて、北米で2015年秋に発売を予定している次期「シビック」シリーズのデザインの方向性を示すコンセプトモデル「シビックコンセプト」を世界で初めて公開したと発表した。
北米で10代目となる次期シビックは、新たに開発されたプラットフォームを採用しており、北米市場にはクーペ、セダンに加えて、新たに5ドアを投入する計画。パワートレインには、次世代パワートレイン技術群「EARTH DREAMS TECHNOLOGY」の1つで、北米では初となる「1.5L VTEC TURBOエンジン」を採用したほか、6速マニュアルトランスミッションや新開発のCVTを搭載することで、爽快な走りと優れた燃費性能を両立しており、同社ではこの新たなプラットフォームとパワートレインの組み合わせにより、これまでにない運転する喜びと卓越した乗り心地を実現したと説明している。
なお、北米向け次期シビックのデザインと開発は北米を中心に行われているほか、生産については、セダンとクーペは米国・インディアナ工場とカナダ・オンタリオ工場で、5ドアは英国・スウィンドン工場でそれぞれ行われる予定だという。