米PaloAlto Networksは3月31日(現地時間)、顧客がサイバー脅威との闘いに明確な優位性を持てるよう、優先度付きの実用性の高いサイバー脅威情報を提供する、サイバー脅威インテリジェンスサービス「Palo Alto Networks AutoFocus」を発表した。

パロアルト「コミュニティ・アクセスプログラム」Webサイト

サービスによりセキュリティ担当者は、日常的に高度な標的型攻撃の標的となる5000以上のグローバル企業、サービスプロバイダ、政府機関から収集された何十億ものファイル分析結果から得られた実用的な詳細情報へ即座にアクセスできるようになる。

また、個々の脅威の発生源や独自性、同業種での関連性といったコンテキストを提供することにより、「攻撃者によって使用される最新の脅威戦術、技法、手順の公開」「攻撃者と具体的な敵対者との関連づけ」「個々の攻撃が大規模な組織的攻撃にどのように組み込まれているかを特定」「一般的なマルウェアと、高度にカスタマイズされた標的型マルウェアとを区別」といった情報提供を実現する。

提供時期は、コミュニティ・アクセスプログラムを通じ、2015年4月よりPalo Alto Networksの一部の既存の顧客が利用できるようになる。サービスにご興味がある場合には、プログラム(英語)に登録する必要がある。また、価格および一般提供開始時期は2015年後半を予定している。

なお、4月9日に米Paloalto NetworksのCMO レネー・ボンバニー氏が来日し、最新セキュリティプラットフォーム戦略について解説するセミナーが行われる