トレタは3月31日、iOS向けの飲食店向けの予約台帳アプリ「トレタ」をWebブラウザー上で使える「ウェブ台帳(ベータ版)」をバージョンアップしたと発表した。

同社の予約台帳アプリは、2013年にサービス開始し現在まで2000以上の飲食店が利用。価格は月額1万2000円/1店舗で、同社のWebページで利用登録後、App Storeでアプリをダウンロードして利用できる。ウェブ台帳はトレタのWebページでログインして利用できる。

今回、ウェブ台帳に「分析機能」を追加。これにより、予約情報や顧客情報などトレタに登録されたデータを自動的に集計できるようになり、予約動向や来店行動、顧客などを簡単に分析できる。

集計できるデータの種類は、現時点で予約数、予約経路、キャンセル、来店回数、担当者、利用客の属性、予約タグ。各チャートごとに用紙への印刷、画像保存、PDF保存機能を搭載する。

予約経路(左)、キャンセル(右)

来店回数(左)、担当者(右)

今後はデータの絞り込みや、過去実績・業界や業態の平均値・地域別傾向などと比較分析する機能などを追加する。また、飲食店経営に特化したBIツールとして全加盟店に提供し、すべての加盟店でトレタに蓄積された予約データを共有できるようにする。