ユニアデックスは3月26日、日本マイクロソフトの企業向けリアルタイムコミュニケーションツール「Microsoft Lync」、シスコシステムズの「シスコユニファイド・コミュニケーション」を連携するソリューション「Cisco UC Integration for Microsoft Lync」(以下、CUCI Lync)と同ソリューションに関連する導入支援やサポートなどのサービス提供を開始した。

「Cisco UC Integration for Microsoft Lync」の概要

「CUCI Lync」の主な機能は「電話プレゼンス」「IP Phone リモート制御」「ソフトフォン機能」「クリック to コール」「ボイスメールアクセス」「カンファレンス操作」。

PCベースの「Lync」は、PC内蔵のスピーカー、マイクロフォンやヘッドセットを接続して音声通話を行うことが一般的だが、ユーザーがヘッドセットの使用に慣れていないなどの理由から利用が広がらないといった課題があった。「CUCI Lync」により、「Lync」から「シスコUC端末」での音声・ビデオ発信が可能になるため、クリアで聞き取りやすい音声・ビデオ通話が可能になる。

また、「CUCI Lync」により、利便性の高い「Lync」インターフェースから相手のプレゼンスを確認し、シーム レスに「シスコUC端末」を用いて電話をかけられるようになる。

「シスコUC端末」による通話中は、「Lync」のプレゼンスが自動的に変更され、さらに音声通話だけでなく、ビデオ通話にも利用することができる。

対象製品は、Cisco Unified Communications Manager(CUCM)バージョン10.5と、Microsoft Lync 2013(32ビット版)となっている。