Fluke Networksの日本法人であるTFFフルークは、小型・軽量ポケットサイズのネットワークテスタ「LinkSprinter(リンク・スプリンター)」シリーズの提供を開始した。
同シリーズは、サイズが11.07cm×4.06cm×3.25cmの小さいな筐体と、バッテリーを含む重さが113g~116gと軽量で、PoE、スイッチへのリンク、DHCP接続、ゲートウェイ接続およびインターネット接続を診断する。
簡便な操作性とともに、スマートフォンとの連携機能、テストデータの自動クラウド保存機能によって、イーサネット問題の特定、文書化、保存および是正作業をすばやく、簡単にサポートする。
測定時に何も操作する必要のないゼロタッチ機能を搭載し、専門のネットワーク技術者のトラブルシューティングテクニックを活かした、LEDの色分け表示によるシンプルな結果確認が可能で、10秒以内にネットワークの接続性を検証できる。
また、Wi-Fiアクセスポイントを搭載しているため、スマートフォンなどでテスト結果を確認でき、付属サービスとなるLink-Liveクラウド・サービスを使用すれば、より詳細なテスト結果の確認が可能。
同シリーズの価格は1台2万円台(税別)からとなっており、「ユーザ1人1台」のパーソナル・ポケットテスターとして普及することが期待されている。それぞれ機能別に、「LinkSprinter 100」が2万4500円(税別)、「LinkSprinter 200」が3万6600円(同)、「LinkSprinter 300」が4万8800円(同)と3製品がラインアップ。同シリーズは初年度売上目標台数を3000台としている。