Windows Internet Explorer 11

Microsoftは3月20日(米国時間)、「Announcing Enterprise Site Discovery support on IE8, IE9, IE10 and new privacy enhancements - IEBlog - Site Home - MSDN Blogs」において、「Enterprise Site Discoveryツールキット」のサポート対象にInternet Explorer 8/9/10を追加したと伝えた。同機能はこれまで Internet Explorer 11に対してのみ提供されてきた。

Net Applicationsの報告によれば、IE11のシェアは23%ほど。これにIE8、IE9、IE10のシェアを追加すると55%を超えることになる。

「Enterprise Site Discoveryツールキット」を使用すると、エンタープライズモードで動作しているIEから次のようなデータを収集することができる。

  • 訪問したサイトのリスト
  • クラッシュしたサイトのリスト
  • ハングアップしたサイトのリスト
  • ActiveXコントロールの使用の有無
  • ページ読み込み時のドキュメントモード

こうしたデータを収集することで、システムアップデート時などに動作をチェックする必要があるサイトなどの優先順位を付けることができ、効率の高いテストを実施できるようになるとされている。