Dropboxは3月17日、企業向けサービス「Dropbox for Business」において共同作業の機能を強化したと発表した。新たに「Dropbox バッジ」と「コメント機能」を追加した。

Dropbox バッジは、Microsoft Officeの文書作成で共同作業するときに使う機能で、自分以外のファイル閲覧者、編集者を確認できることが特徴だ。また、編集中の文書が最新バージョンであるかを簡単に確認できるほか、ドキュメントの共同リンクを生成できる。2014年末からの先行アクセスプログラムでは1万3000のユーザーが利用した。

コメント機能は、新たな先行アクセスプログラムで、共有ファイル利用者に向けてコメントを残す機能。アクセス権限のあるユーザーなら誰でもコメントの記載・閲覧ができる。

特定の利用者に向けコメントしたいときは「@メンション機能」を使えば、ほかの相手には見えない。「@」の後にメールアドレスを入力すると、相手にメールとモバイル通知が届く。

コメント機能を利用するには、共有リンク、DropboxのWebサイト、iOS版のアプリ(Android版も近日中にリリース予定)となる。