米Microsoftは3月16日(現地時間)、開発中のデスクトップ向けOffice「Office 2016」のプレビュー版を、法人向けOffice 365のユーザーのうち、ITプロフェッショナルや開発者を対象に公開した。
プレビュー版は、「Microsoft Connect」のサイトからダウンロードすることができる。
プレビュー版には、正式版のすべての機能が含まれているわけではなく、今後、毎月アップデートを行って、新機能を公開していくという。
今回公開されたプレビュー版では、Word、ExcelおよびPowerPointに「Data Loss Protection(DLP:データ損失防止)」機能が追加されているほか、OutlookでMAPI-HTTPプロトコルをサポートし、検索機能が強化されている。
あわせて、 Microsoft Lyncの次期バージョンとなる、企業向けコミュニケーションツール「Skype for Business」のテクニカルプレビューも公開された。新しいクライアント、サーバ、オンラインサービスは今年4月に利用可能になる。
Skype for Businessは、Microsoft Officeに統合されるため、ExcelやWordといったOfficeソフトから、インスタント メッセージング・音声通話・ビデオ会議といった機能が利用できるようになる。
Skype for Businessのテクニカルプレビューは、3月16日から4月30日まで、TecnNet Evaluation Centerからダウンロードすることができる。