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FreeBSD Foundationは3月13日(現地時間)、ブログの記事「FreeBSD Foundation: FreeBSD From the Trenches: Using autofs(5) to Mount Removable Media」で、現在開発が進められているFreeBSD 11.0-CURRENTに追加された新しい機能「オートマウンタ(自動マウント機能)」の使い方を公開した。この機能は、FreeBSD 11.0およびFreeBSD 10.2のリリース版から登場すると見られる。
オートマウンタを構成する主なソフトウェアは次のとおり。
- autofs(5) - マウントリクエストの管理とマウントが完了するまでの待機処理
- automountd(8) - 自動マウントを実施するデーモン
- autounmountd(8) - 自動アンマウントを実施するデーモン
- automount(8) - 管理ツール
- fstyp(8) - ファイルシステムの種類を判定する機能
FreeBSDのオートマウンタはFreeBSD Foundationの支援の下で開発された新しい自動マウント機能。対象となるファイルシステムの種類を自動的に判別して、適切なマウント処理を実施する。この機能により、仮想環境やワークステーション、ノートPCなどでメディアの抜き差しなどによるマウント処理が従来よりもシンプルになる。