ヤフーは、「Yahoo!ショッピング」が3月12日に開始した春のファッション特集ページ「春のファッショントレンドアイテム」にて、同社独自の画像処理技術による「疑似3D画像」を活用したコーディネート提案を本格導入したと発表した。
被写体を回転させられる画像は、着用時のシルエットやシワ感などの雰囲気を理解しやすいため、ファッションEC分野において効果的なコーディネート表現の一つとしてこれまでもあったが、画像を用意するためには専用ターンテーブルのあるスタジオや3Dスキャナーなどの特殊な撮影機材が必要だった。
同社では、撮影画像を元に「疑似3D画像」を自動生成する技術を確立し特許を取得。簡単な撮影で生成できるので、どんな場所でも撮影が可能となった。
疑似3D画像で使用シーンやブランドの世界観を訴求することによって、より着用イメージが湧きやすくなり、インターネット上での購買の後押しにつながることが期待されるという。
Yahoo!ショッピングの同特集は、3月12日~4月13日正午に行われ、【女性向け】に6コーディネート、【男性向け】に7コーディネートの立体回転画像が用意されている。