アカマイ・テクノロジーズ・インクは3月11日、東京に新たなセキュリティ・オペレーション・センター(SOC)を開設したと発表した。
この東京SOCは、日本の顧客に日本語で即応するマネージドセキュリティサービスを提供し、増大するDDoSおよびウェブアプリケーション攻撃の規模と複雑性に対抗するもの。
一般的に、DDoS軽減アプライアンスを利用した企業やインターネットサービスプロバイダの対策では、大規模なDDoS攻撃に対処することは事実上不可能だという。しかし、同社のSOCは特定の攻撃タイプの迅速な阻止やDDoSおよびWebアプリケーション攻撃トラフィックのレート制限を含む多数の機能を活用。企業ネットワークとアプリケーションのオーバーロードや顧客のシステムに対するセキュリティ侵害を防ぐ。
アカマイ・テクノロジーズの徳永信二社長は、「サイバーセキュリティの防御力強化と日本語によるエキスパートサービスを望む日本の企業に対して、アカマイは業界をリードする強化されたマネージドセキュリティサービスおよび機能を提供できることになる」と述べている。