米IBMは3月4日(現地時間)、同社が提供するパブリッククラウド・サービス「SoftLayer」において、OpenPOWERベースのサーバを提供することを発表した。

これにより、 SoftLayerでクラウドのIT基盤を設定する際にOpenPOWERベースのベアメタル・サーバを選択することが可能になる。

SoftLayerベアメタル・サーバの開発にあたり、IBMとSoftLayerはOpenPOWER Foundation のメンバーであるTYAN、InfiniBandソリューションやイーサネット・ソリューションの大手サプライヤー、Mellanox Technologiesなどと緊密に連携した。

このベアメタル・サーバーはLinuxアプリケーションを稼働し、IBM Power Systemsに搭載されているPOWER8プロセッサのアーキテクチャに基づいている。

OpenPOWERベースのベアメタル・サーバは、2015年第2四半期に提供を開始する予定で、まずは米国テキサス州ダラスのクラウド・センターで提供を始めた後、世界中に拡大される予定。