R-proは、サイバーエージェント・クラウドファンディングが運営するクラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」上で、携帯非常食「LifeBox」の開発に向けた資金調達プロジェクトを開始した。

「Makuake」内「LifeBox」プロジェクトページ

同プロジェクトは、若者(20代~40代)を中心した「防災にあまり関心を持っていない」人をターゲットに、"意識しなくてもできる防災"をコンセプトとしたイベントやサービス・プロダクトを企画開発している同社ブランド「yamory」から発信しているもの。非常時に備えて自宅やオフィスなどに長期間保存しておく「非常食」とは異なる、携帯性の高い非常食「LifeBox」開発の資金調達を実施している。

「LifeBox」は、雑貨風のデザインが施されたケース(樹脂製/ふた部分はコルク)とグラノーラをセットで販売するプロダクト。持ち歩きに適した小さなサイズで、食べたら中身を補充して用いる。ケースのデザインを手がけたプロダクトデザイナー・黒川祐介氏は「お菓子の弁当箱」をコンセプトにデザインしたとのこと。家族や恋人、友人などに宛て、被災したことを想定したメッセージなどを記しておくことができる手紙も同梱しており、親しい人へのプレゼントにも利用可能だ。

なお、同製品の定価は3,500円(税込/ケース、手紙、グラノーラ1個の場合)だが、同プロジェクトの支援者に対しては、いずれのコースでもプライスダウンして提供。最低支援額は3,000円~となっており、グラノーラの数や本革カバーの有無、セット購入など複数のコースが用意されている。同プロジェクトの詳細については、「Makuake」内プロジェクトページを参照してほしい。