PYPL PopularitY of Programming Language Index |
2015年3月の「PYPL PopularitY of Programming Language Index」が公開された。PYPLはGoogle検索エンジンにおいてプログラミング言語のチュートリアルが検索された回数から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。チュートリアルの検索回数を人気度と位置づけてランキングしている。Google Trendのデータが計算元のデータとして使われており、PYPLページのリンクをたどっていけば自国におけるそれぞれの割合なども表示させることができる。
2015年3月におけるインデックスは次のとおり。
順位 | プログラミング言語 | インデックス値 | 推移 |
---|---|---|---|
1 | Java | 24.3% | ↓ |
2 | PHP | 11.4% | ↓ |
3 | Python | 10.7% | ↑ |
4 | C# | 8.8% | ↓ |
5 | C++ | 8.0% | ↓ |
6 | C | 7.6% | ↑ |
7 | Javascript | 7.0% | ↓ |
8 | Objective-C | 6.0% | = |
9 | Matlab | 3.0% | = |
10 | R | 2.7% | ↑ |
11 | Swift | 2.7% | ↑ |
12 | Ruby | 2.5% | = |
13 | VisualBasic | 2.2% | ↓ |
14 | VBA | 1.5% | ↓ |
15 | Perl | 1.3% | ↓ |
16 | lua | 0.5% | ↓ |
Ruby、Visual Basic、VBA、Perl、luaが下落傾向にあるほか、RとSwiftが強く上昇傾向を示している。Rはビッグデータを処理する必要性が高まっていることから、また、SwiftはiOSアプリを開発する必要性から需要が伸びているものとみられ、今後も上昇傾向が続くことが予想される。
PYPL PopularitY of Programming Language Indexではチュートリアルを調査の対象としていることから、教育機関におけるプログラミング関連の授業や企業における新人教育時のプログラミング言語の採用傾向などが強く反映されていると見られる。