阿佐ヶ谷アートストリート実行委員会は、「AKIRA」のキャラクターや設定などを「ザ・シンプソンズ」風に置き換えて描くプロジェクト展「BARTKIRA EXHIBITION in TOKYO」を開催する。会期は3月7日~3月21日。会場は東京都・阿佐ヶ谷のギャラリー白線。

BARTKIRA EXHIBITION in TOKYO

同展は、大友克洋の「AKIRA(アキラ)」のキャラクターや設定、舞台を、マット・グレイニングの「The Shimpsons(ザ・シンプソンズ)」(米国のテレビアニメ)風に再現するプロジェクト「Bartkira(バーキラ)」の展示会。同プロジェクトは、世界中から500人以上ものコミックアーティストが参加しており、このたび開催される同展では、ジェームス・ハーヴィーロナルド・ウィンベリーライアン・ハンフィリーズズーム・ロックマンボーディー・チューニングジャック・ティーグルといった6人アーティストが描いた原画が展示される。

ちなみに、プロジェクトに参加したアーティストの原画などを展示した展覧会は、これまでにポートランドやバージニア、ロンドンなどでも開催されており、今回の同展の開催後は、10月にイギリスのケンダルで行われる「Lakes International Comic Art Festival」の出展が決定しているとのことだ。

なお、同展は、阿佐ヶ谷地域全体で行われる都市型地域アートイベント「Pureism国際展 阿佐ヶ谷アートストリート2015」の参加企画のひとつとして実施されるもので、同イベントはこのほかに、現代アートの第一線で活躍するギャラリスト・小山登美夫によるレクチュア「西欧アートフェア事情」、東京都内で開催されている地域アートイベントの関係者を招き議論を行う「Republic 東京地域アートサミット Go to 2020」、作家、イラストレーター、アーティストと幅広く活躍する D[di:] の個展「The Pretty ASENCION "S"」などが予定されている。