クラウドソーシングを提供するランサーズとリアルワールドは3月2日、共同で新たなソリューションの開発をはじめとした事業提携を行うと発表した。
クラウドソーシングは、インターネットを通じて登録者に仕事を委託できる外注サービス。現在、中小企業の人材不足が課題となっている中、クラウドソーシングは中小企業の人材不足を解消することなどから、新たなビジネスモデルとして注目されている。
両社が提携し、ディレクションから納品までの工程をすべてカバーするワンストップでのソリューションを提供。これにより、一度で大量の仕事を受注したい場合でも柔軟に対応できるようになる。
また、社内業務の効率化を考えている企業に対して、適切なクラウドソーシング・ソリューションを紹介するコンサルティングを実施する。発注企業のニーズの掘り起こしとコンサルティングを両社が協力して行っていく。
ランサーズは、141種類の仕事の取引ができる総合型クラウドソーシングサービス「ランサーズ」を提供する。一方のリアルワールは約119万の登録者を有し、受託業務を細分化したマイクロタスク型クラウドソーシングサービス「CROWD」を提供している。