ブロードコムは3月3日、Android Wear搭載デバイスの消費電力を低減する新たなスマートウォッチ用プラットフォームを発表した。
同プラットフォームには、最新のアプリケーションプロセッサがと同社のWi-FiとBluetoothコンボチップが内蔵されているほか、センサーハブのプロセス機能を備えたGPSや近距離無線通信(NFC)やワイヤレス充電など、OEMメーカーが製品ニーズに合わせて必要な機能を統合することができる。
さらに、従来製品に比べて消費電力を40%低減することができ、より小型のフォームファクターで機能やパフォーマンスに優れたプラットフォームを提供するため、製品内部のバッテリースペースを拡大して充電の間隔を伸ばすことが可能だという。
ブロードコムは「スマートウォッチはウェアラブル市場に置いて大きな割合を占めており、ブロードコムの新しいプラットフォームは、ハイエンド製品と低価格製品の両方でAndroid Wear搭載製品の可能性を拡大します」とコメントした。
同プラットフォームは現在、サンプル出荷中となっている。