アバ-・インフォメーションは3月2日、同社のテレビ会議システム「AVer EVC300」「同900」に専用モバイルアプリ「EZMeetup」のWindows版およびMacOS版を無償バンドル開始した。
EVC300および同900は多地点HDテレビ会議システムであり、EZMeetupの利用によりEVC300は3ユーザーまで、同900は9ユーザーまで、それぞれ最大4地点または10地点を結ぶテレビ会議が可能。従来のAVerテレビ会議システムを含むH.323端末との混在も可能だ。
EVC300の接続構成例 |
EVC900の接続構成例 |
Windows版とMac版のEzMeetupは従来は別売オプションだったが、今回新たに、EVC300には3ライセンス、同900には9ライセンス、無償でのバンドルを開始したもの。
EzMeetupのiOS版とAndroid版は、以前から無料で利用可能。また、5分間利用できるPC用の試用版も提供している。
Windows版のEzMeetupでは新たに、デュアル・ストリームによるコンテンツ送受信機能を追加。テレビ会議システムからのPCや書画カメラのコンテンツ共有画像を、デュアル・ストリームでカメラ画像と共に受信可能だ。デスクトップ画面のコンテンツ送信にも対応し、プレゼンテーションでの利用も可能という。
なお、今回の無償バンドルでは1台のPCに1ライセンスとなるため、無償バンドル数以上のPCにインストールする場合は有償となる。
同製品は、NTTアドバンステクノロジおよび日立ハイテクノロジーズを代理店として販売する。