ソフトバンクロボティクスは2月27日、感情認識パーソナルロボット「Pepper」の開発者向けに先行販売した300台が1分で完売したと発表した。

300台のうち、Webで270台、ソフトバンク表参道で30台を販売。ソフトバンク表参道では、前日の夜まで抽選販売券を配布しており、400名前後が持ち帰ったという。当日は、13倍以上の倍率から選ばれた30名がPepperを購入したようだ。

Pepperの本体価格は19万8000円で、購入には別途、ロボット手続手数料の9800円が必要。発売に合わせて、「ロボアプリ」がダウンロードできるアプリストアを提供し、約100本が用意されるという。

今回は開発者向けの先行販売で、10日の会見でソフトバンクの代表取締役社長 孫 正義氏が一般向けの販売について「(生産台数が確保できる)6月~8月になると思う。最終的にいつ販売するかは、検討中」とコメントしている

なお、今回の販売開始に合わせて同社ではPepperのスペシャルムービーを公開している。