大日本印刷(DNP)は2月25日、外国人向けサービスとして、DNPオリジナルタブレット端末を活用し対面による多言語の会話と、筆談にて情報案内できるサービスの提供を開始した。

同サービスは、公共施設やホテル、銀行などにおいて、外国人がタブレット端末を利用し遠隔地の通訳オペレ-ターを呼び出し、受付担当者と外国人、オペレーターの三者が互いに顔を見ながら多言語にて会話できる情報案内サービス。

DNPの対面型他言語情報案内サービス概要

DNPオリジナルタブレット端末と、5つの言語に対応する通訳オペレーターがいるコールセンターをインターネットのWeb会議システムを利用してつなぎ、問い合わせに対して受付担当者がタブレット端末を操作。オペレーターは、画面上で両者の話を通訳しながら対面で案内する。

英語・中国語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語の5言語に対応するほか、オプションで日本語の手話にも対応可能。コールセンターは、オプションによって、1日24時間/年間365日の対応を実現する。

また、DNPオリジナルタブレット端末以外に、スマートフォンやパソコンなどでの利用や、3者通話機能を使った、顔の画面がない電話通訳のみの利用もできる。

同サービスの価格は、1言語対応の場合で初期導入費用28万円(税別)~、月額利用料が17万円(税別)~となる。