Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed.

David Walsh氏は2月23日(米国時間)、「JavaScript Battery API Update|David Walsh Blog」において、Google Chromeのみが実装しているバッテリーAPIの使い方を紹介した。Walsh氏は以前もバッテリーAPIの使い方を紹介したことがあるが、その時とはAPIが変更になっているとして説明を公開したとしている。

JavaScriptからバッテリーに関する情報を取得するにはnavigatorオブジェクトのgetBattery()関数を使用し、getBattery()から返ってくるオブジェクトのthen()にコールバック関数を登録して処理を実施する。コードは「navigator.getBattery().then(function(result) {});」のようになり、必要な処理をコールバック関数の内部に記述することになる。

コールバック関数の引数に指定されているresultはBatteryManageryオブジェクトで、このオブジェクトが充電中であるかどうか、充電時間はどの程度かかるか、あとどの程度稼働できるか、充電の割合はどの程度かなどの情報を持っているほか、バッテリーに関する状態が変更になった場合に動作するコールバック関数などを保持している。

さまざまなソフトウェアがWebサービスやWebアプリケーションとして提供される機会が増えている今日、より長くノートPCなどを駆動させるためにWebアプリケーションレベルでも節電に留意したコーディングが求められるようになってきている。バッテリーAPIはそうした場合に有効な機能として注目されている。