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Internet Engineering Task Force(IETF)は2月18日(現地時間)、「HTTP/2 Approved|IETF Blog」において、2年間を超える議論の末、HTTP/2およびHPACKの仕様がInternet Engineering Task Forceステアリングチームにおいて承認されたと発表した。今後、HTTP/2およびHPACKは正式にRFCの標準トラックとして公開されることになる。
HTTP/2はHTTP/1からのスムーズな移行を実現できるように工夫されており、標準の通信プロトコルとして広く普及すると見られている。HTTP/2はHTTP/1に存在するパフォーマンスにおける不利な点が大きく改善されており、WebページやWebアプリケーションの高速通信の実現が期待できる。
2年以上の議論を経ての標準化となったが、Webブラウザやサーバソフトウェアでは仕様策定と並列して実装を進めてきたため、すでに主要なソフトウェアの多くがHTTP/2に相当する機能を実装している。RFCとして正式に公開された後は早期の段階でHTTP/2正式対応版としてリリースが相次ぐものと見られる。