カゴメは19日、 アートユニット「明和電機」と初めてタッグを組み、東京マラソン2015に向けて開発したデバイス「ウェアラブルトマト」の完成を発表。それに加え、同デバイス完成までを追った動画「ウェアラブルトマト完成編」をYouTubeにて公開した。
完成した「ウェアラブルトマト」を身につけて走るカゴメ社員。同デバイスの動作の様子など、詳細はYouTubeの動画にて確認してみてほしい |
「ウェアラブルトマト」開発プロジェクトは、同社がリサーチした「スポーツとトマトの相性が良い」という情報を、多くのスポーツ愛好家に認知してもらうために始動したプロジェクト。同社はトマトをスポーツ時に摂取するためには、手軽に持ち運べる「モバイル性」が必要だという点に着目し、 アートユニット「明和電機」と協業。昨年から話題となっている最先端テクノロジー"ウェアラブル"をヒントに、 走りながらトマトが補給できるデバイスを開発した。
また、「ウェアラブルトマト」は、2月21日に開催される「東京マラソンフレンドシップラン2015」にて実装実験を行う予定。2月22日に開催される東京マラソン2015当日は、同大会の規定に合わせたモデル(動画に登場する物とは異なる)を身に着け、トマトを摂取しながらの完走を目指すということだ。ちなみに、トマトにはクエン酸やアミノ酸類など疲労軽減に良いとされる栄養素に加え、運動によって溜まりやすい活性酸素を消去する効果のあるリコピンが含まれ、継続してトマトを食べることでリコピンが体内に蓄積されるというデータもあるとのことだ。