オールアバウトは2月16日、取締役会において、ファイブスターズゲームの株式を55%取得し、子会社化することについて決議したと発表した。
ファイブスターズゲームは、ネイティブスマートフォンゲームや、ブラウザゲームの企画・開発・運用、それらのノウハウを活かしたコンサルティング事業を手掛けており、特に、位置情報を活用した企画やネイティブアプリの開発に強みを持つ。
今回の株式取得によりオールアバウトは、主力となるインターネット広告に加えて、新たなソリューションとしてO2Oを支援領域として強化したい狙いがあるという。
両社は今後、ファイブスターズゲームのノウハウを活用し、スマートフォン向けに独自の位置情報ゲームアプリを開発することで、ゲーミフィケーションの要素を含んだ「店舗や施設等とのリアル連動のプロモーション施策」を外食産業や流通・メーカーを中心に提案していく考えだ。
更に、将来的には、これら位置情報ゲームアプリを複数展開させることで、スマートフォンアプリのアドネットワーク化による広告プラットフォームの確立も目指す。