Clouderaは2月16日、KSKアナリティクスと販売代理店契約を締結し、Hadoopを活用したビッグデータアナリティクスの分野で協業していくと発表した。
Clouderaは、大規模データを効率的に分散処理・管理するためのオープンソース・ミドルウェア「Apache Hadoop」のディストリビュータ。「Apache Hadoop」の効率的な導入と安定稼動を実現するため、Hadoopディストリビューション「Cloudera Enterprise」を販売する。
一方、KSKアナリティクスは、Pentaho(ビジネスインテリジェンス)やInfobright(高速DB)、Jedox(予算管理)、NYSOL(大規模データ解析)、RapidMiner(データマイニング)、Revolution Analytics(統計解析)など、オープンソースを中心としたデータ分析ソフトウェアの日本語化や販売、技術サポートを提供する企業だ。
今回の協業に関し、ClouderaのCOOとなるカーク・ダン氏は、「私たちのクライアントは今後、自社のコア能力(コアコンピタンス)に集中し、より素早く明確なビジネスメリットを手にすることができるだろう」とコメントする。