ヴォーカーズは2月10日、女性をテーマにした調査レポートを発表するプロジェクト「働く女性のREAL」シリーズの第3弾として、9業界26社(一部組織を含む)を対象に実施した調査「男女による社員満足度の違い」の結果を発表した。

同調査は、同社が運営する企業リサーチサイト「Vorkers」において、社員・元社員が投稿したピックアップ企業に対するレポート回答(全3977件)をまとめたもの。

同プロジェクトでは、クチコミ情報だからこそ示すことができる、リアルな「女性の働く今」をクローズアップすること狙っている。

自動車業界大手である日産自動車、トヨタ自動車、本田技研工業の3社においては、男性よりも女性の社員満足度がやや高い結果が出た。

航空業界は、ANAとJALの社員満足度が男女それぞれ同率だった。

通信キャリア大手3社は、KDDとソフトバンクモバイルがいずれも女性の社員満足度がやや高かったのに対し、NTTドコモは男性の社員満足度がやや高かった。

官公庁は、外務省が女性の社員満足度が高く、厚生労働省は男女とも同率の社員満足度、国土交通省が男性の社員満足度が高いという結果が出た。

社員満足度の男女比較 資料:ヴォーカーズ