NTTネオメイトは、企業がスマートデバイス専用のアプリケーションを利用する際に、手元のスマートデバイスにデータを一切残さないセキュリティ対策サービス「AQStage 仮想スマートデバイス by remotium」を4月1日から提供開始すると発表した。
このサービスは、remotium社の製品を活用したクラウドサービスとして提供するもので、AQStage仮想デスクトップと同様にデータセンターのサーバ上に仮想スマートデバイスを構築し、サーバ上で実行されたアプリケーションの結果を手元のスマートデバイスへ画面転送することで、セキュリティを確保する。
AndroidベースのOSを仮想化しているため、市販のアプリケーション、自社開発アプリケーションをカスタマイズせずに利用することが可能で、サーバ上で動作する仮想スマートデバイスのOSをAndroidベースの決められたバージョンに統一することができるため、マルチデバイス環境へ導入する場合に手元のスマートデバイスのAndroidのOSバージョンを気にすることなく利用できる。
また、管理者向けのポータル機能を提供し、アプリケーションの配布やバージョンアップ、アクセス先の制限やサービスへの接続ポリシー等各種設定が一元的に実施できる。
価格は個別見積もり。なお、本サービスは、マクニカネットワークスからライセンス提供を受けてクラウドサービスとして提供する。