米ヒューレット・パッカードは2月3日(現地時間)、HP 3PAR StoreServストレージアレイにおいて、米VMwareが2月2日に提供を開始した「VMware vSphere 6」「VMware vSphere Virtual Volumes」に対するサポートと認定を提供開始した。
「VMware vSphere 6」は仮想化プラットフォームで、「VMware vSphere Virtual Volumes」はストレージに仮想マシンをネイティブに認識させることができる拡張機能。
例えば、vSphere Virtual Volumesでは、ストレージアレイ上で基盤となる機能を利用することで、サービス品質パラメータを、仮想マシンのグループではなく仮想マシン単位に適用することができる。そのため、管理者は、専用のストレージリソースを自動的に割り当てるようにポリシーを設定することで、重要なアプリケーションのサービスレベルを維持できる。
最新の3PARオペレーティングシステム3.2.1 MU2を搭載した既存または新規の3PARプラットフォーム上で、vSphere 6とvSphere Virtual Volumesを活用できるほか、最大6万4000個のVirtual Volumeオブジェクトをサポートする3PARアレイをサービス品質管理機能と組み合わせることで、高いサービスレベルでより多くの容量を容易に扱うことが可能。
また、3PAR Priority Optimizationソフトウェアを用いることで、IOPS/帯域幅/レイテンシーの目標に従って、ミッションクリティカルな仮想マシンを優先して管理を行える。
今回、HP 3PARシンテクノロジーと組み合わせたことで、vSphere Virtual Volumesのストレージ容量の要件を75%以上削減しているという。