エデュケーショナルネットワーク(栄光ホールディングスグループ)とアフレルは2月4日、プログラミング学習を通じて子どもたちの生きる力の育成する小中学生向けアフタースクール「ロボットアカデミー」を新サービスとして4月より提供を開始することで業務提携を締結したと発表した。

「ロボットアカデミー」では、社会のIT化や理数系学習重視の流れにいち早く学習対応することはもちろん、これからのグローバル人材、イノベーション人材に不可欠な創造力や論理的思考力、問題解決力を養成する。また、プログラミング学習には、レゴのロボット「教育版レゴ マインドストームEV3」を活用し、子どもたちが"体験"しながらモチベーションを高く、アクティブに学べるカリキュラムを提供する。

具体的には、PDCAサイクルを採用し授業が展開される。PDCAサイクルとは、ビジネスの現場でも多用されるフレームワークで、それぞれPLAN(計画)、DO(検証)、CHECK(改善)、ACT(発表)の頭文字を取ったものであり、PDCAの順にサイクルを何度も回していくことで、学習が継続的に改善されていく手順のことである。授業では、最初に各回のテーマが提示され、その課題にそって、ロボットの組み立てとプログラミングを行う。そして、ロボットを動かして動作検証を行い、そこで見つかった問題を、子どもたち自身で考え、改善していく。さらに、授業の内外で開催される発表会や競技会を通じて、学んだ成果をプレゼンしたり、プログラミングを競い合ったりすることで、子供たちは自身の成長を実感していくとしている。

なお、両社では、3年後の2018年に全国500教室の展開を目指すとコメントしている。

PDCAサイクルによる授業の流れ

授業で利用するロボット教材の「教育版レゴ マインドストームEV3」