フォーティネット(FTNT)は2月3日、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)との協業を発表した。
NTT Comは、FortiGate仮想アプライアンスとFortiGuardサブスクリプションサービスを利用し、日本および海外でビジネスを行う企業向けクラウドサービス「BizホスティングEnterprise Cloud」と、マネージドセキュリティサービス「WideAngle」を強化した。FortiGateの仮想アプライアンス「FortiGate-VM」を使ったワンストップのマネージドセキュリティサービスを、通信事業者としては世界で初めて提供するという。
今回の協業により、フォーティネットのFortiGate-VMによって強化されたクラウドベースのセキュリティサービスがオプションとして可能になった。FortiGate-VMは、複合型脅威に対抗する統合されたセキュリティを仮想的なフォームファクタで提供している。
一つ一つのFortiGate仮想アプライアンスが、双方向のステートフルファイアウォール、アンチウィルス、アンチスパム、IPS、VPN、Webフィルタリングなど、フォーティネットのFortiOS 5オペレーティングシステムが提供するセキュリティおよびネットワーキング機能をサポートし、広範囲にわたる脅威から保護する。
FortiGate-VMは、顧客の仮想プライベートクラウドに存在する潜在的な盲点を緩和し、フォーティネットの仮想アプライアンスはニーズに合わせて迅速に拡張できる。また、強固なセキュリティ機能を実行することによって内部の仮想マシンの通信を保護できる。