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Microsoftは2月3日(米国時間)、「CoreCLR is now Open Source|.NET Framework Blog - A first hand look from the .NET engineering teams」において、.NET Coreにおける.NET実行エンジン「.NET CoreCLR」をGitHubにおいてオープンソースとして公開したと伝えた。
.NET Coreはコードをマシンコードへ変換したりガベージコレクタを実施したりといった機能を担うモジュール。コンソールで使用するソフトウェアからWebアプリケーションに至るまで、さまざまなケースで基本機能として利用されている。
.NET CoreCLR(.NET Core Runtime)はdotnet/coreclr · GitHubにおいて公開されており、ライセンスはMITライセンスとなる。先日、Microsoftは.NET Coreのソースコードを順次オープンソース・ソフトウェアとして公開すると発表しており、今回公開された「.NET CoreCLR」はこの活動の一環とされている。
現在のところ、公開されたコードをビルドできる環境はWindowsに限られている。Microsoftは今後数カ月かけてLinuxおよびMac OS Xでもビルドできるように移植作業を進めるとしており、移植が完了した後はMicrosoftの提供するコードによる.NETの基本的な実行環境がLinuxおよびMac OS Xでも動作するようになる。